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防災の参考資料

もくじ

 

1.地域の防災訓練・組織づくり
・令和6年度「スキルアップ研修」総合訓練計画の立案
・地域の防災訓練
①防災訓練計画書
②防災会役員名簿
③防災訓練の目的・役割・用具
④年度防災訓練実施計画
⑤町民の心得
⑥年度組長の役割
⑦年度訓練連絡文
⑧一次避難所見取り図
⑨年度組の避難者報告書
⑩要援護者安否確認表
⑪年度緊急連絡図
⑫避難者集計表
⑬避難時のチェック表
⑭緊急連絡カード
資料:大分県高齢化率の状況 資料:大分県津浪高確定値

2.指定避難所開設について
・運営の為のルール・体制づくり(ワークショップ形式)
・写真集及びマニュアル
2-1 避難所運営マニュアル

3.災害図上訓練(DIG)の活用
資料:DIG-TYPE1初級→中級→上級(応用)の流れ
・小村隆史氏・・・紹介、DIGの考案者の1人

4.想定される事態(参考)
・家族の安否確認・連絡を取る事
・考えられる手段
・合流先、避難場所について

5.強い揺れを感じたら
・対処法
住宅地・自宅・寝ている時・トイレ風呂・台所・マンション

6.外出時の対応
・対処法
職場・スーパー・デパート・映画館・劇場・地下街・学校

7.乗り物についての対応
・運転中・鉄道・新幹線・地下鉄・バス

8.まずは自分が助かる事
・身近な気象情報の活用を
資料:台風とは 資料:台風・竜巻とダウンバースト・局地的大雨 資料:梅雨について

9.小学生用の防災教育
・空き缶アルミ炊飯器の製作
資料:A4用紙に印刷、ハサミで切り空き缶に巻く 資料:行程の流れ
その他
AEDの使い方
心肺蘇生の手順

10.「ワールドカフェ」セッションとは
資料:研修風景の紹介

11.気象おもしろ雑学 ワンポイント

12.災害発生時に対する治安の問題
・東日本大震災を振り返る
・自警団の組織づくり

1.地域の防災訓練・組織づくり
・令和6年度「スキルアップ研修」
総合訓練計画の立案       
資料:大分県防災活動支援センター
地域の防災訓練        資料:大分県防災活動支援センター
防災訓練計画書        資料:大分県防災活動支援センター
防災会役員名簿        資料:大分県防災活動支援
センター
防災訓練の目的・役割・用具  資料:大分県防災活動支援センター
年度防災訓練実施計画     資料:大分県防災活動支援センター
町民の心得          資料:大分県防災活動支援センター
年度組長の役割        資料:大分県防災活動支援センター
年度訓練連絡文        資料:大分県防災活動支援センター
一次避難所見取り図      資料:大分県防災活動支援センター
年度組の避難者報告書     資料:大分県防災活動支援センター
要援護者安否確認表      資料:大分県防災活動支援センター
年度緊急連絡図        資料:大分県防災活動支援センター
避難者集計表         資料:大分県防災活動支援センター
避難時のチェック表      資料:大分県防災活動支援センター
緊急連絡カード        資料:大分県防災活動支援センター
大分県高齢化率の状況     資料:県統計調査課
大分県津浪高確定値      資料:沿岸市町村43地点における最大津波高等一覧表
【確定値】
 

2.指定避難所開設について
運営のためのルール・体制づくり(ワークショップ形式)マニュアル

写真集及びマニュアル
・2013年3月10日 ・・・小野鶴新町防災訓練写真集  
                    資料:大分県防災活動支援センター
・2013年11月17日 ・・・小野鶴新町総合防災訓練写真集
                    資料:大分県防災活動支援センター
・2011年2月・・・自主防災組織総合活動マニュアル
                    資料:大分県防災活動支援センター

マニュアル
(「防災マップづくり」パンフレット)
家具の転倒防止【講習資料】について  資料:大分県防災活動支援センター
家具の転倒防止【中級編】について
災害図上訓練(DIGー01)について 資料:大分県防災活動支援センター
DIG.研修用(2017.1)
・災害図上訓練(DIG-03)上級編
 

2-1. 避難所運営マニュアル
・内閣府(防災担当):避難所運営ガイドライン
・東日本大震災における自主防災組織の活動・・・事例集
・防災フロンティア・・・各自治体のマニュアル検索・ダウンロード
・防災マニュアル・津波対策マニュアル・図上訓練マニュアル・避難所運営マニュアル
・災害ボランティアマニュアル・災害弱者支援マニュアル・外国人向け防災マニュアル
・学校防災マニュアル・病院防災マニュアル・企業の災害対策マニュアル等


3.災害図上訓練
各市町村において地域の皆様とDIGを活用して、地域の避難マップ・防災マップが、作成されております。そのマップを利用して地域の特性を考慮し、実際に歩き、想定されるすべての災害に対して、個別に時系列を考え・災害の範囲・避難方法等をみなさんで考え、一人でも多くの方々が無事に避難する事が大切です。
災害図上訓練のステップ・アップを図りましょう。
※防災マップが、作成されたらDIGのゴールのような感じがします。作成されてからが本当のDIG「きっかけづくり」が、始まります。マップを利用してあらゆる災害について、個別に避難行動など、検証するのが本来のDIGの活用です。
シナリオの難易度を調整することで、子供向けからプロ向けまで広く活用をお勧めします。

災害図上訓練(DIG-type1)初級→中級→応用の流れ
初級P1p~26
中級P1P~14
応用P1P~21   
DIGの様子P1~P12      資料:大分県防災活動支援センター
DIG A3一枚資料

小村 隆史氏
DIG考案者の一人として知られ、長年防災対策推進活動に携わっておられる富士常葉大学社会環境学部准教授の小村隆史氏が、2013年10月に東京ビッグサイトにて行われた『東京国際消防防災展2013』にあわせて発行された『別冊・近代消防』へ寄稿されました。その全文を紹介いたします。

災害対策研究会
4.想定される事態(参考)
◎地震が日中に発生した場合、家族が離れ離れに・・・なる状態
・子供は、学校、遊び先?
・大人は、職場など
・帰宅途中で被災して帰宅困難になる
・連絡を取る事が困難


4-1.家族の安否確認・連絡を取る事
・家族がバラバラの時  連絡方法。合流場所【避難場所】と合流方法
・家族が一緒の時    避難場所と道順。役割の分担【家族の安否確認、非常持ち出し品の            準備、避難経路の確保、近所の救助活動】
・共通テーマ      乳幼児・高齢者・病人・妊婦・ペットのいる家族での避難について


考えられる手段      課題
・災害用伝言ダイヤル171 使用法をおぼえておく。電話が使えない・無い場合の代替え案
・災害用伝言版       使用法をおぼえておく。携帯が使えない・無い場合の代替え案
・電話・携帯電話による連絡 どこ【誰】に連絡するか。電話使えない・無い場合の代替え案
・伝言・書置き       伝言をどこに・何に残すか。※布テープに油性ペンで伝言を書き込んで、ドアに張り付けるなど(防犯的にどうかな?地域を考えて計画を立てましょう。)
※地域住民による警備計画も大切です。


4-2.合流先、避難場所について
※家を合流場所にした場合、倒壊や火事の延焼の危険など避難場所への避難する必要があります。
・避難場所   人が多く広い避難場所では、家族の合流する方法を決める。
(細やかな合流ポイントを決めておくこと)
・避難場所への道順の確認  火事や道がふさがれている事を想定して何通りか。
・避難場所の第二候補を決める。 第一候補の避難場所へ何らかの理由で行けない時のため。


まずは上記の内容について、いろいろな事を想定してルールを作りましょう。

5.【強い揺れを感じたら・・・】
【住宅地】
強い揺れに襲われると、住宅地の路上には落下物や倒壊物があふれます。
・住宅地の路地にあるブロック塀や石垣は、強い揺れで倒れる危険があります。揺れを感じたら塀から、離れましょう。
・電柱や自動販売機も倒れてくることがありますので、側から離れましょう。
・屋根瓦や二階建て以上の住宅のベランダに置かれているエアコンの室外機、ガーデニング用のプランターなどが落下してくることがあります。頭の上も注意しましょう。
・強い揺れが起きると、耐震性能の低い住宅は倒壊する場合もあります。これにより瓦礫や窓ガラスが道路内に散乱する可能性もありますので、揺れを感じたら周辺の状況に注意しましょう。

【自宅での基本的事項】
・丈夫な机やテーブルなどの下にもぐり、机などの脚をしっかりと握りましょう。また、頭を座布団などで保護して、揺れが収まるのを待ちましょう。
・突然大きな揺れに襲われたときは、まずは自分の身を安全守れるように心がけましょう。
・戸を開けて、出入り口の確保をしましょう。
・棚や柵に乗せてあるもの、テレビなど落下に備え、離れて揺れが収まるのを待ちましょう。
・あわてて戸外に飛び出さないようにしましょう。

【寝ているとき】
・暗闇では割れた窓ガラスや照明器具の破片でけがをしやすいので注意しましょう。
・枕元には厚手の靴下やスリッパ、懐中電灯、携帯ラジオなど設置、避難が出来る準備をしておきましょう。
・寝室には倒れそうなものをおかないようにして頭の上にものが落ちてこない所に寝ましょう。

【トイレ・お風呂】
・揺れ感じたらまずドアを開け、避難路を確保し揺れが収まるのを待ちましょう。
・風呂場ではタイルや鏡、トイレでは水洗用のタンクなどの落下に注意をしましょう。
・入浴中は鏡やガラスの破片によるけがに、注意しましょう。
・浴槽の中では、風呂のふたなどかぶり、頭部守りましょう。
・揺れが収まるのを待って避難しましょう。

【台所】
・まずはテーブルなどの下に身を伏せ、揺れが収まるのを待ちましょう。
・無理して火を消しに行くと火傷の危険があるため、揺れが収まるまでまちましょう。
・食器棚や冷蔵庫が倒れてくるだけでなく中身が飛び出してくることもあるので注意しましょう。
・コンロの近くの場合、調理器具が滑り落ちてくる場合があるので、コンロの近くから離れ、揺れが収まったら落ち着いて火を消しましょう。
・揺れを感じて自動的にガスの供給を停止するガス漏れ遮断機(ガスマイコンメーター)がほとんどのご家庭に設置されています。特性や使い方を十分に理解しましょう。

【マンション】
・丈夫な机などの下に身を隠し、揺れが収まるのを待ちましょう。
・高層階での地震は、揺れ出すと長く揺れ、揺れ幅も大きくなる傾向があります。
・日頃から非常口の確認をしておきましょう。


6.外出時の対応
【職場】
・職場ではキャビネットや棚、ロッカー、コピー機などから離れ、頭部を守り、机の下に隠れるなど身を守りましょう。
・窓ガラスが割れることがあるので、窓際から離れましょう。
・OA機器などの落下に注意しましょう。
・常日頃から整理整頓をするなど職場環境をよくしておきましょう。
・外へ逃げるときは落下物などに注意し、エレベーターは使わないようにしましょう。

【スーパー・デパート】
・バックや買い物かごなどで頭を保護し、ショーケースなど倒れやすいものから離れましょう。
・エレベーターホールや比較的商品の少ない場所、柱付近に身を寄せましょう。
・ガラス製品や瀬戸物、その他、陳列棚の商品などの落下・転倒に注意しましょう。
・慌てて出口に殺到せず、係員の指示に従いましょう。

【映画館・劇場】
・バッグなどで頭を保護し、座席の間に注意しながら、安全な場所に避難しましょう。
・天井からの落下物や窓ガラス等に注意しながら、安全な場所に避難しましょう。
・停電しても誘導灯や非常灯がつきますので、慌てずに、係員の指示に従いましょう。
・慌てて出口や階段に殺到しないようにしましょう。
・事前に避難口を確認しておきましょう。

【地下街】
・慌てずに、バッグなどで頭を保護し揺れが収まるのを待ちましょう。
・停電になっても、非常照明がつくまでむやみに動かないようにしましょう。
・地下街では60メートルごとに非常口が設置されているので、一つの非常口に殺到せずに地上に落ち着いて脱出しましょう。
・脱出するときは、壁づたいに歩いて避難しましょう。
・火災が発生しなければ比較的安全なので、慌てずに行動しましょう。

【学校】
・教室内では、机の下に潜って落下物などから身を守り、慌てて外に飛び出すなど勝手な行動はせずに、教職員の指示に従いましょう。
・廊下、運動場、体育館などでは、中央部に集まってしゃがみましょう。
・実験室などで薬品や火気に注意し、避難しましょう。
・通学路が危険なこともあるので、勝手に帰宅しないようにしましょう。


7.乗り物についての対応
【運転中の場合】
・急ブレーキを踏めば予想外の事故を引き起こすことにつながります。
・「揺れを感じたら」

1、急ブレーキは禁物です。ハンドルをしっかり握り、前後の車に注意しながら徐々にスピードを落とし、道路の左側に停車します。
2、エンジンを切り、揺れがおさまるまでは車外に出ず、カーラジオからの情報を入手します。
3、避難の必要が有る場合は、車のキーはつけたままし、ドアをロックしないで、窓をしめます。
4、連絡先を見えるところに書き、車検証などの貴重品を持ち、徒歩で避難します。
・車の避難は、緊急自動車などの妨げになりますのでやめましょう。

【鉄道】
・緊急停車に備えてケガをしないよう姿勢を低くしたり手すり・つり革をしっかり握りましょう。
・強い揺れを感知すると電車は緊急停車します。
・座席に座っている場合には、低い姿勢をとって頭部を鞄などで、保護し、立っている場合は手すりやつり革をしっかり握って転倒しないようにしましょう。
・停車後は、乗務員の指示に従いましょう。

【新幹線】
・新幹線は早期地震検知警戒システム(ユレダス)が作動して緊急停車します。
・高速走行している場合が多いので、座席に座っている場合には、前に飛び出さないように座席の間に体を隠し、立っている場合には手すりをしっかり握って転倒しないようにしましょう。
・停車後は、乗務員の指示に従いましょう。

【地下鉄】
・震度5弱程度の揺れを観測した場合に運転を停止し、線路途中なら安全を確認し、低速で最寄りの駅に向かいます。
・地下鉄の運行速度は時速40~50km程度です。
・座席に座っている場合には、低い姿勢をとって頭部を鞄などで保護し、立っている場合には手すりやつり革をしっかり握って転倒しないようにしましょう。
・停電になっても非常灯が1時間程度は点灯するので、慌てずに行動しましょう。
・地下鉄によっては高圧電線が線路脇に設置されているので、線路に飛び降りると大変危険です。
・停車後は、乗務員の指示に従いましょう。

【バス】
・急ブレーキが踏まれる場合もあります。ケガをしないように姿勢を低くしたり、手すりやつり革をしっかり握りましょう。
・強い揺れを感じた場合に、危険を回避するために急ブレーキが踏まれることもあります。
・座席に座っている場合には、低い姿勢をとって頭部を鞄などで保護し、立っている場合には手すりやつり革をしっかり握って転倒しないようにしましょう。
・停車後は、乗務員の指示に従いましょう。
(資料:消防庁 防災マニュアルより抜粋)


8.まずは、自分が助かる事が一番です
・・・身近な、気象情報の活用を・・・

ご存じのとおり現代はネット社会となって久しく、私たちの周りには様々な情報があふれています。こうした情報を利用して、身近な災害である大雨や雷から身を守るために、一人ひとりどのようなことをすればよいのでしょう。

 注・警報が発表されていることを知っていれば、あらかじめ空の状態に用心をするでしょうし、
事前にその日の天気予報を見て、大雨や雷の可能性を知っていた場合も同様でしょう。しかし、それらを知らずに外出先で不意に、空の雰囲気や雨の降り方が普段と比べ何かおかしいというような状況に遭遇した場合、適切な被害軽減の行動をとれるかどうかが、身を守るための大きなカギとなります。
台風とは
                資料:大分県防災活動支援センター
台風・竜巻とダウンバースト・局地的大雨(ゲリラ豪雨
                資料:大分県防災活動支援センター
梅雨について
                資料:大分県防災活動支援センター
 

9.小学生用の防災教育

・・・「おおいた減災かるた」・・・
大分大学教育福祉科学部(川田研究室)の学生らが,子供から大人までの幅広い世代が楽しみながら災害に関する知識や備えについて学ぶことができる防災教材「おおいた減災かるた」を制作しました。
 このかるたは,遊びを通じて大分県内で発生する可能性が高い災害について知り,災害に対する日ごろの備えや避難時に注意すべきことについて理解できる内容になっています。










・・・空き缶(アルミ)炊飯器の製作・・・
日曜日・祭日など、親子で空き缶を利用してご飯をたいてみませんか?  
図面-31 A4用紙に印刷 ハサミで切り空き缶に巻く   
写真集  行程の流れ(製作から、炊飯、出来上がりまで)










・・・ペットボトルで、雨量計を作ろう・・・
写真は神戸気象台ホームページより
自宅に、雨量計を設置しよう。
説明書・参考資料(特性めもりつき設計図・神戸地方気象台HPより)

















・・・ダンボールトイレの作り方・・・























・・・クロスロードゲーム・・・
害対応クロスロードゲーム説明書・参考資料(内閣府)










防災ビンゴ・防災すごろく
防災王より・・・HP
消防防災博物館・・・HP
こどもの広場ゲーム・・・イロイロあります。必見です。




アメリカ式 子供達への危機管理教育プログラム
子どもへのプログラム ~サバイバルのために~

子どもへの代表的なプログラムは、①Stop Drop and Roll(止まれ、倒れろ、転がれ)、②Great Escape(大脱走)、③Learn not to burn(火傷しないように学ぼう)、④Risk watch(危機を監視しよう)などです。これらの特徴はサバイバルです。









このプログラムを習得することで、子どもはたとえ幼く、たった一人で火災に出合ったときでも、自分で洋服についた火を消して、そして煙が充満した廊下を身を低くはって進んで、ドアをチェックして、熱ければそのドアを開けずに別のルートから逃げ出すことができるようになるのです。
火への恐れは大事ですが、でもそれを乗り越えるための知恵を教えていきます。

Stop Drop and Roll(止まれ、倒れろ、転がれ)
Stop Drop and Rollというプログラムがあります。「止まれ、倒れろ、転がれ」、日本語で言うとこのような感じです。これはキャンプファイアー、火遊び、それから台所などの日常生活で、自分で洋服についた火を消すことができるように考えられたサバイバルです。


まずは「ストップ(止まれ)」です。火が洋服についたまま走ると風が起こって、かえって火の勢いを大きくしてしまいます。だから走らない、まずストップなのです。水を求めて走ってもいけません。まずストップ。

それからドロップ。地面に倒れることによって、燃えているところを地面に押し付けることができます。そしてロールです。ごろんごろんと地面に倒れたまま、右へ左へ転がります。転がることによって、洋服についた火が地面と当たって窒息消火をする理屈です。
子どもたちは実際に洋服に火がついたときに、このやり方を知っていれば、落ち着いて火を消して、自分の火傷を最小限にとどめることができるのです。実は、このサバイバルというのは、アメリカの消防士たちが作りました。


アメリカでは子どもの火遊びが、昔から実は、とても深刻です。FBIが関与する子どもの犯罪のナンバーワンが、子どもたちの火遊びです。特に好奇心でライターやマッチをつけて遊ぶ10歳以下の子どもたちというのは、火をつけた子ども自身が火の犠牲者になります。子どもは普段、火を見ればすぐ逃げ出します。でも自分の火遊びで火災を起こした子どもたちは、自分で火を消そうとして、そこにとどまります。そのために自分まで火をかぶることになり、自分が火傷をして、そしてひどいときには亡くなってしまうのです。

火災で出場した消防士たちは、小さな子どもの遺体を前にして、「マッチやライターで遊ばないように」といくら注意しても遊ぶのであれば、せめてこの火傷が小さいうちに火を消させよう、何とかこの悲劇を繰り返し起こさないようにしようという決意のもとに、この方法を考え出しました。いわば消防士の心がこもったプログラムというわけです。

在日米海軍司令部地域統合消防隊 
予防課課長:長谷川裕子氏・・・必見(その1、その2、その3、その4)

【親と子供で事前の話し合い】


・子供の在校時に災害が起きた場合
防災マニュアルなどで、事前に学校と保護者の約束事をしっかり確立しておけば安心です。


・放課後や夏休み中に災害が発生した場合
子どもの安否確認ができないことが一番不安になると思います。災害が起きた時の避難場所を家族であらかじめ話し合って決めておき、緊急連絡役を遠方の親戚に頼んだりして、避難場所と緊急連絡先を学校に登録しておくことを話し合う事もだいじです。

また子どもが外出先で連絡がつかなくなることを想定しておき、子どもと避難場所を話し合う。放課後、子どもがひとりになってしまうご家庭や、障害のある子どもを持つご家庭は、災害時に下校させないよう学校と取り決めも大切です。

・地域の自治会・学校・自主防災組織と連携して行うのが、一番です。それにはまず自治会長さんまじえ防災を考えましょう。

防災教育チャレンジ・プランHP
防災に役立つリンク集・防災教育の事例集

AEDの使い方
地区の行事の時には、AEDを持っていきましょう。よくAEDを設置しているが、そこに置いたままが結構あります。地区の方々が参加しての行事など必ずAEDを持って行きましょう。
また地区の会社にも設置している所が増えてます。地域の会社と協定を結びいつでも使えるように、日頃から準備しましょう。


心肺蘇生の手順
学校の防災教育・発達の段階に応じた防災教育
ア 自然災害等の現状、原因及び減災等について理解を深め、現在及び将来に直面する災害に対して、的確な思考・判断に基づく適切な意志決定や行動選択ができる。(知識、思考・判断)
イ 地震、台風の発生等に伴う危険を理解・予測し、自らの安全を確保するための行動ができるようにするとともに、日常的な備えができる。(危険予測、主体的な行動)
ウ 自他の生命を尊重し、安全で安心な社会づくりの重要性を認識して、学校、家庭及び地域社会の安全活動に進んで参加・協力し、貢献できる。(社会貢献、支援者の基盤)


『生きる力』をはぐくむ学校での安全教育」(文科省2010)


10.「ワールドカフェ」セッションとは
・具体的な方法はこんな感じでどうですか?「テーマ」を決める
  ↓
・適当なテーブルに座って4人くらいのグループを作る
  ↓
・1ラウンドおおよそ20分から30分でトピックにそってカフェ的にリラックス会話を楽しむ
  ↓
・会話しながら出たアイデアとか言葉をテーブルクロスに見立ててテーブルに置かれた模造紙に自由に書いてみる
  ↓
・1ラウンドが終わるころにテーブルに残る人(ホスト)を決め、その場に残し、それ以外の参加者は別のテーブルへ移動
  ↓
・2ラウンド
  ↓
・4人そろったらホストが「このテーブルでは前のラウンドこんな話をしました~」と新しいメンバーに説明。さらに会話を深める
  ↓
・2ラウンドが終わると他の人は最初のテーブルに戻る
  ↓
・3ラウンド、1ラウンド、2ラウンドで得られた発見や気づきを共有し話し合いを深めます

参考資料:cafe.01 研修の流れ紹介





 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

長浜校区公民館での荷揚校区児童育成クラブ研修風景

 
11.気象おもしろ雑学 ワンポイント
        エルニーニョとは  
        ゲリラ豪雨とは   
        雨のにおい     
        なぜ気象現象が、起きるのか 
        空は、なぜ青い   
        特別警報とは    
        観天望気とは   
        津波とは      
        津波とは      
        雷とは       
        竜巻とは      
        緊急地震速報とは  
        火山とは      
        暦とは       
        サーマルとは    
        十種雲形とは    
        紫外線とは     
        地球大気とは    
        台風とは      
        梅雨とは       

資料:大分県防災活動支援センター
                      南海トラフとは
          ・減災とは(七つの備え)

内閣府「減災の手引き」より紹介
 


12.災害発生時に対する治安の問題
東日本大震災を振り返る
2011年4月上旬    震災3週間後    無事だった商品の盗難  ATM歩道まで流される





多賀城コンビニ商品無し  セキュリティ無し無法地帯  トラックで、持ち逃げ








市役所に提供
海辺のコンビニはすべて盗難  中のATMは破壊  多くの方が避難  こじ開けられた金庫   ホイールを取られた車  現金は抜き取られ  全国より警察官が召集され深夜も巡回しましたが犯罪は絶えなかった  大災害発生時は自分の身・財産は自分で守るしかない状態になります

資料:ボランティアバス関東様より引用・・・HP


地域の治安・・・発災直後は、地区の方々と守るしかないのか?
現実・・・行政・警察・消防・自衛隊等国の機関も同時に被災をしております。大変難しい課題です。公助が来るまでが問題です。自警団の組織も予め、体制づくりも必要です。
日頃から避難訓練終了時に地域の巡回警備も訓練の中に取り入れることをお勧めします。

地域の皆様・行政・警察まじえ、事前に危険な場所等の把握も大切かと思われます。
 
平成27年1月24日 減災おおいた第1号
発行元:大分県自主防災組織活性化支援センター



 
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