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​大分県自主防災組織活性化支援センター

Oita-Bousai

大分県は、懸念される南海トラフ地震や豪雨災害などに備え、自主防災組織の活動を活発化させようと、市町村と共に大分県自主防災組織活性化支援センターを運営しています。防災士の養成やスキルアップ研修などを通して、地域防災の強化を目指しています。

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大分県自主防災組織
活性化支援センター
OPDOホームページ

特定非営利活動法人大分県防災活動支援センター

自主防災組織とは

 総務省消防庁の「自主防災組織の手引き」によると、自主防災組織とは、「自分たちの地域は自分たちで守る」という自覚、連帯感に基づき、自主的に結成する組織であり、災害による被害を予防し、軽減するための活動を行う組織となっています。また、災害対策基本法では、「住民の隣保協同の精神に基づく自発的な防災組織」(第2条の2第2号)として、市町村 がその充実に努めなければならない旨規定されています。

 自主防災組織が取り組むべき活動については、災害の種別、地域の自然的・社会的条件、住民の意識等が、地域によって様々であることから、各市町村において地域の実情に応じた組織の結成が進められることが必要です。

 この点、自主防災組織は、地域において「共助」の中核をな す組織であるため、自治会等の地域で生活環境を共にしている住民等により、地域の主体的な活動として結成・運営されることが望ましいとされています。

 そして、地域住民が協力して、平常時には災害に備えた取組を実践。災害時には被害を最小限にくい止めるための応急活動を行います。 また、復旧・復興時には、わがまちの再生のために様々な取組を行います。

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自主防災会で避難所の開設・運営について話し合う様子

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トピックス

​2024

 

 

 令和6年度防災士養成研修が、県職員研修会(81920日)を皮切りに始まりました。市町村単位では、佐伯市会場(佐伯市・臼杵市・津久見市)が98日~9日の両日に開講されました。今後、9月~12月にかけ、市町村合同開催を含む6ブロックで実施されます。

 加えて、県教育委員会などによる防災士養成研修も計画されており、これから年末まで一連の取り組みがピークを迎えます。

 並行して、自主防災組織などで活動する防災士を対象の「スキルアップ研修」が開始しています。

 1月に発生した「能登半島地震」で、南海トラフ巨大地震や津波について、また、88日の日向灘地震の強い揺れを実際に体験、さらに、台風10号により風水害への危機感など、防災・減災対策への関心が高まりを見せています。​​​

令和6年度 防災士養成研修など本格的に始まる
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中津市和田地区で「避難させ隊」研修を開催

実施会場:中津市和田地区コミュニティーセンター 

実施日時:2024730日(火) 10:00~12:00

講師:川村正人NPO大分県防災活動支援センター理事長

 

 この地域での開催は初めての研修会でした。23名が出席しました。

 研修会開会に先立ち和田地区コミュニティーセンター館長から「みんなで話し合い、防災に強い人になり、和田校区の安全・安心の目標づくりをみんなで実施していきたい」との挨拶がありました。

 続いて講師から、配布した資料の説明を行いました。その後、グループ討議ができる机の配置に変え、準備した和田コミュニティーセンターの見取り図を基に、ここで避難所運営を行うならばどのような運営の仕方(避難場所・部屋等の配置など想定される30数項目)について、熱心な討議を行いました。

 予定した時間の都合で、後日改めての研修でこれをまとめると共に、11月中に避難訓練を行う事が確認されています。

挨拶するコミュニティーセンター館長
避難所運営について討議する参加者
​日出町で防災士スキルアップ研修を開催

実施会場:日出町健康福祉センター

実施日時:20247月28日(日) 9:30~11:30

講師:川村正人NPO大分県防災活動支援センター理事長

 

 大分県と日出町が主催する、令和6年度第一回防災士スキルアップ研修が、健康福祉センターで行われました。町内6地域から25名の防災士が出席しました。

 テーマは「防災活動の課題について」です。開会あいさつで防災会長は、『災害に対してどうやって対応していくか。日出町は災害がないという神話があるが、神話などない時代になっています。備えをしっかりやっていかなければならない時代になっています。』と力強く述べられました。

 会長挨拶の後、グループ討議に当たって講師から、これまでの活動と課題など、4点の討議課題と、併せて、危険個所の把握、災害リスクの把握をどのように行うか、その対策をどうするか、実際のやり方をどうするか等、グループで討議する内容について提案しました。

 限られた時間でしたが、参加した防災士の皆さんは積極的に討議を行いました。各討議グループの報告では、3回目のスキルアップ研修にふさわしく、具体的な今後の課題、取り組み計画などが良くまとめられ、報告が行われました。

挨拶する防災会長
講師の説明を聞く参加者

グループ討議の内容と成果などを報告する参加防災士

臼杵市下ノ江地区が自主防災会活性化研修開く

実施日時・場所:2024724日(水) 19:00~20:30 下ノ江ふれあい公民館

講師:川村正人NPO大分県防災活動支援センター理事長

 

 臼杵市下ノ江地区では、前回の防災アドバイザー派遣による研修に引き続き、自主防災組織の活性化についての研修会を、各地区内で防災に関する様々な課題を明らかにする取り組みとして実施しました。参加者は40人。

 この研修は、参加者(地区役員・消防団・防災士etc)が所属する自治区で、自主防災会が災害発生時、あるいは被災後にどのような動き(活動)をするのか、そのためいくつかの班構成を決め、住んでいる地区でどうすれば良いかを考える(イメージアップする)事に力点を置いた研修でした。参加者は、熱心にグループ討議を行いました。

 グループ討議後、講師の川村理事長から、討議した内容と関連する(当日配布した)「自主防災会資料」のページの説明を行い、討議内容の整理を行いました。

 今回の研修を基に、各自治区で実際の防災訓練等に生かすため、引き続き論議を行う事にしました。

自主防災会資料を説明する川村講師
グループ討議の後、講師の説明を聞く参加者
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6月26日(水曜日)

防災アドバイザー派遣事業

〇開催日時:令和6年6月26日(水) 19:00~20:30

〇テ ー  マ:自主防災組織の基本的学習と再編

〇講  師:川村正人 NPO大分県防災活動支援センター理事長

〇実施団体:下ノ江地区ふれあい協議会(臼杵市)

〇実施会場:下ノ江地区コミュニティーセンター

〇参加人員:40人

■主な内容

 下ノ江地区ふれあい協議会 大戸徳一会長(主催者挨拶要旨)

 『本日は、自主防災組織の育成に係る研修会です。自主防災組織は、以前より形としては編成されている様になっています。地区ごとでは、しっかりした組織もあれば形だけとか、マチマチな状態になっているので、一度関係の皆さんに集まって頂いて、整理して新しい形できちっとした組織を再編して欲しいということで本日の研修会を計画しました。

 関係者ということで、区長、各地区班長など、災害の際に頼りになる方々に集まって頂き、併せて防災士の皆さんと消防団の関係者にも参加して頂いて、まず、地区(自主)防災組織がどういうものかというところから始め、自分の周りを見直してもらいたいというのが本日の趣旨です。

 区長については、防災組織の編成について、市に報告することになっているので、今日の成果を基にして、自分の区の組織を見直して、問題があれば訂正して出しなおして頂きたいと思います。』

 以上の趣旨説明(挨拶)のあと、川村講師から、改めて①臼杵市下ノ江地区の地域的特性や、②地区に関するハザードマップ(がけ崩れ、土石流、地滑り、津波、高潮など)について説明・解説が行われました。

 その後、①②を基にした本題の③「なぜ自主防災組織が必要なのか?」や「活動の内容」、④「今後の活動にむけて」など講義を行い、それを基にした⑤グループワークを行いました。

 グループワークでは、設定したテーマに沿って、思い思いの意見を述べ合いましたが、今回は、時間が限られていたことから、今一度日程を設定して、今回の続き(グループワーク)を行い、自主防災組織づくりへの理解を深めることとなりました。

 

 「(会長が述べた通り)自主防災組織はあることになっているが、十分機能していない組織も多く、各地区(班)での組織づくりは課題でした。今回の研修を通じてちゃんと活動できるようにして、市に報告するようにしないとね。」(参加した防災士Aさん)という声も聴きましたが、それほど、この下ノ江地区では、自主防災組織の活性化に力を入れようとする活動が顕著であることがわかりました。

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防災アドバイザー派遣事業 「訓練に勝る防災はなし」

〇開催日時:令和6年6月16日(日) 9:00~10:30

〇テ ー  マ:自主防災会の「地震津波対策及び平常時の防災活動」

​​〇講  師:遠山香里 NPO大分県防災活動支援センター事務局長

〇実施団体:大分市寺司2自治会 自主防災会

〇実施会場:寺司公民館

■主要な内容

​ 国交省の「重ねるハザードマップ」から、寺司地区の成り立ちを説明と共に、見える災害リスクを地震に特化して説明。加えて、鶴崎地域の過去の地震災害を振り返り、2件の巨大地震について、当時の寺司地区の被害の様相の記録、これについて、東日本大震災や令和6年能登半島地震の被災写真と共に説明。

 よって、❝訓練に勝る防災はナシ❞であること、自分の命、地域の命を守るための訓練について、考えていくことをアドバイスした。

 また、大きな地震が発生したら、公助の手が届くまでにどれほどの時間がかかるかは、誰もわからないので、常日頃の住民同士の連携が、助かった命をつなぐカギになること、さらに、懸念される巨大地震の発生まで、時間がないこともアドバイスし伝えた。

6月8日(土)

防災士フォローアップ研修 防災ワクチン®in大分

日時:6月8日(土)13:30~16:40 (受付13:00)

会場:ホルトホール(302/303号室)

定員:50名(定員に達し次第、受講受付を締め切ります)

主催:日本防災士機構

後援:大分県

協力:大分県防災活動支援センター

防災ワクチン🄬とは

 被災前に弱毒化した災害に対する経験をすることで、誰もが元々持っている災害への主体的な対応力(免疫力)を養うという概念。

■タイムスケジュール

 13:30~15:00

 ●ワークショップ

   テーマ:防災ワクチン「一枚の写真」

       ※5人一組のグループで「ワークショップ」を行います。

   講 師:日本防災士会副理事長

       公益社団法人中越防災安全推進機構 上 村 靖 司 理事

 15:10~16:40

 ●講 演

   テーマ:当事者意識と主体性を高める防災研修の進め方

   講 師:長岡技術科学大学 上 村 靖 司 教授

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日本防災士機構 川尾事務総長

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NPO大分県防災活動支援センター

   川 村 正 人理事長

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​長岡技術科学大学 上村靖司 教授

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ワークショップで熱心に討論

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終了証を受取る受講者代表

5月26日(日)

特定非営利活動法人 大分県防災活動支援センター(OPDO)

令和6年度通常総会

日 時 5月26日(日) 10時開会

場 所 大分市大野川防災センター

議 事 令和5年度事業報告及び会計報告、監査報告

    令和6年度事業計画及び会計予算

記 事 総会は、午前10時に開会し、上記議事内容を承認及び決定し閉会しました。

    総会の後、下段に記載している「能登半島地震被災者支援活動」(大分たこ焼隊)の活動  

    報告会を行いました。

4月30日(火)~5月6日(月)

能登半島地震被災者支援活動

今年1月1日に発災した能登半島地震による被災者支援のため、OPDOのメンバー7人と一般の応援者2人を加え9名で、「大分たこ焼隊」を編成して「炊き出し支援」を行いました。

詳細は、「被災地支援活動」をクリックしてご覧ください。

5月1日(水)

「OPDO NWES」2024年第2号を発行しました

 

4月1日(月)

「OPDO NWES」2024年第1号を発行しました

一時未発行となっていたOPDOの情報紙を再度発行することとなり、この度、新年度が始まる機会に第一号を発行しました。

3月18日(月)~20日

能登半島地震調査&炊き出しボランティア

被災地(珠洲市)では、上下水道施設の復旧が遅れており、水道水が使えません。このため、炊き出しボランティアに赴く際、約200リットルの「水」を現地ボランティアの拠点へ持ち込みました。併せて、被災地の実情調査を行いました。

二日目は、佐伯市のボランティアチームが予てより佐伯市や県トラック協会などの協力を得て、輪島市で炊き出しボランティアを計画しており、これに早朝から同行しました。現地スタッフの一員として活動しました。

実施途中、突然の強風にあおられ、メインテントが吹き飛ばされそうになったことと、小雨が断続的に降り始めたことから、少し早めに撤収。(早朝8時から準備)12時から2時間半余りの炊き出しボランティアでしたが、15人のメンバーの連携で現地の被災者の皆さんには大変喜んでいただきました。

 

3月17(日曜日)

防災士の活動

大分市の津守・森岡地区防災会が「防災街歩き」を取組みました。

防災会役員23名が3班に分かれ地元消防団と防災士と路上の危険箇所を点検しました。

2月22日(月曜日)

能登半島地震災害調査の報告

大分市大野川防災センターにて先般に実施しました能登半島地震災害調査の報告会を開催しました。

遠山事務局長の報告と「大分の防災士」として支援活動に入る予定の田中さんから決意がありました。

2月3日(土曜日)

能登半島地震調査

能登半島地震の調査活動に行きました。

1月28日(夕刻)別府港出発し2月2日帰着で石川県の内灘町、白山市、穴水町、珠洲市、富山県氷見市を廻って被災状況や避難所、道路状況など調査しました。

今後の支援活動の展開に繋げていきたいと思います。

報告会は2月22日に大分市大野川防災センターにて開催します。

2023年7月18日(火曜日)

​家具の固定実習

別府市亀川地区防災士会の依頼で北部公民館にて家具の固定の実習を研修しました。

地域の防災士が地域の活動で無料で家具の固定を企画しょうとオプドの山村副理事長から指導を受けました。

2023年4月15日(土曜日)

​排水機場の見学会

大分市片島に完成した大分市の排水機場に見学に行きました。

滝尾消防団と滝尾防災士協議会が参加して地域の内水氾濫を防止する為の施設と機能を参加者で確認しました。

2020年以前のトピックス

2020年8月11日

令和2年7月豪雨災害について、 ・被災地にタオルを届けました。

2020年7月11日

令和2年豪雨災害レポート・・・九重町

2018年9月11日

別府市ポラリス児童クラブで避難マニュアル作成のための研修を開催(7月から9月計4回)

2018年1月21日

大分市滝尾地区防災士協議会被災地研修報告・・・日田市

2017年8月1日

大分大学減災・復興デザイン教育研究センター設置 

2017年6月1日

熊本地震を振り返り『熊本の今 続編」遠山研究員調査レポート

2016年12月19日

熊本地震を振り返り『熊本の今」・・・遠山研究員調査レポート

2016年9月14日

公益財団法人日本財団助成金

「がんばろう熊本・大分たこやき隊」支援活動の報告

お問合せ

大分県自主防災組織活性化支援センター

〒870-0942

大分市大字羽田648-1大滝第一ビル1-C

開所時間 

月~金 土日祭日休み 午前9:00~18:00まで

TEL:097-576-8611

FAX097-576-8612

送信が完了しました。

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